はじめまして。
西多摩・羽村市で【こども絵画教室ポッケ】と【ハリート刺繍教室】を主宰しています、川島 晴美です。
8年ほど前から自宅にて、お子さま向けの絵画教室を運営する傍ら、親子でアートに満ちた毎日を創造してもらいたいという思いから、ママ向けの刺繍レッスンもスタートさせて頂いております。
そんな私の自己紹介を、ここで少しさせてください。
自然と絵を描くことが大好きな子供時代
子供の頃から、絵を描くことやモノづくりが大好きで
休み時間は自由帳に絵を描いてばかりでした。
ある時、自由帳に書いた似顔絵がとても似ていると
クラスメイトと先生に褒められたことをキッカケに
クラスの人気者になり
「もしかして、私って美的センスがあるのかも??』
喜んだのも束の間
父の転勤で東京から新潟へ。
慣れない土地と人間関係に馴染めずクラスで孤立してしまいました。
学校へ行くのが憂鬱な時、自然豊かな場所でお花や植物のスケッチや
絵に没頭すると寂しさを忘れて、素直に癒されました。
そうして、中学高校と美術部へ。
さらになんと、美術大学で油彩を学ぶことに!
小学校で先生やクラスメイトに褒められたほんの小さな出来事が、
苦しい時にも諦めない勇気と自身を与えてくれて、大学の進路につながった気がしています。
子供が自分の好きなことで褒められたことで、
大きな力となったのですね。
アーティスト目指して美術の世界へ
美術大学では、造形芸術学部に所属し、
日本画、版画、油絵、ガラス、空間デザイン、陶芸、木材、だけでなく、
テキスタイル(布、織物で表現するアートの分野)
など、様々な分野のアートを経験することができました。
もちろん理論や歴史なども学びながら創作活動をしていくうちに
「アーティストとしてアートで食べていきたい」
という思いが募っていきました。
ですが、そんな人は本当に一握りです。
私は、大きな成果を出すこともできず
それでも諦めきれずに、創作活動を続けていましたがいつもモヤモヤしていました。
今振り返ってみると、この頃の私は頭でっかちの経験不足。
アートは、心の世界をうつしだす
とても高尚で崇高なものだと勘違いしていました。
独りよがりだったのかもしれません。
しかし現在の私は、もっと自由にアートを考えられるようになりました。
子供のために子供絵画教室開業
仕事をしながら創作活動をしていたとき子供に恵まれました。
子供が産まれると、可愛くて愛おしくて
創作活動よりも、子供のご飯作りに精を出す毎日に。
アートと距離があいていきました。
ところが、知り合いのアーティストさんからのお声かけ頂き
イベントで、お子さん向け工作ワークショップをやることに。
すると、驚くことに私自身が伸び伸びと楽しく教えることができて
ワークショップが大好評だったんです。
あんなにモヤモヤしながら創作していたのが嘘のようでした。
子供たちの好奇心でいっぱいの楽しそうな笑顔に
「好きなことを学ぶ楽しみや喜びは、人生の充実に繋がる」
と改めて気づかされました。
そこで、自分の子供のためにもなると考え、
自宅で絵画教室を開業をすることに。
私自身が美術大で学んだように
色々な素材に触れ、様々なアート体験ができるように
指導方法を工夫していきました。
刺繍と私
お給食も好き嫌いなく食べてね!という、願いを込めて。
ランチマットとお給食袋
(2015年頃作)
ワッペンや線画をステッチしたキーホルダー、アートガチャ用景品の委託制作
(2014年頃作)
刺繍は昔から好きで、娘の絵をランチマットに仕立てたり、アーティストさんの作品つくりの委託制作として、よく刺していました。
娘の絵をワッペンに仕立てていた時、
「刺繍だと娘の保育園バックやランチマットにも仕立てることできるな、絵の具のように汚れないし。
何より娘に喜んでもらえて使ってくれることが、とても嬉しい!」
私自身、刺繍によって娘との絆を育むことができました。
そんな時、もう一つのターニングポイント【立体刺繍】と出会ったのです。
アートな暮らしを楽しめないかと考えるように
立体刺繍で仕立てた、秋の紅葉をリースに
(2022年製作)
立体刺繍とは、19世紀頃イギリスで発祥したと言われる、刺繍の技法です。
スタンプワークとも言われます。
刺繍糸の細い線が、様々なステッチで植物そっくりの質感を与えられ
パーツを組み立てていくことで、
いのちが吹き込こまれていく感覚は
まるで自分が魔法使いになったようでした。
こうして立体刺繍の世界を知って、自分で表現していくうちに
この世界は美しいもので溢れている、
葉っぱひとつでも形や色が違うことを立体刺繍で作れたらものすごく楽しい!と気づきました。
子供の頃、自然を観察して描いていたことが、今につながっていることを思い出したんです。
教室のある西多摩地域は本当に自然が豊かで、親しみを持って自然を表現することで私自身も日々の暮らしを丁寧に、大切にしたいという気持ちが芽生えました。
フランスのライフスタイルアーティスト、
パトリス・ジュリアンさんの書籍「生活はアート」では、
暮らしの中にあるもの全てがアートになる
衣食住、些細なことも居心地の良さや美しさ、
お気に入りにこだわるクリエイティブな暮らしの楽しさを伝えています。
この本を読んだ時、ハッとしました。私の思っていたモヤモヤはこれだったんだと。
アートは高尚で崇高なものじゃなくて、
もっと身近で自分の手で生み出せるもの・・・
今はそんな風に思い、「世界は美しいもので溢れているよ。」お伝えするために
〝こども絵画教室ポッケ〟と〝ハリート刺繍教室〟を運営しています。
日々アートのある暮らしを、ご一緒に楽しみませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
川島晴美
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